「ジャック・ブラック、殺しの流し目にご注意」

「杉良太郎もまっ青だよね」とあきれ顔のCちゃん。「まったく・・・。あの何の躊躇もないイケメン・オーラ・・・」と私。

何の話かというと、本日一緒に観た映画「ホリデー」の中のJ・ブラックの流し目パワー。彼は小太りさんで、ぱっと見はどちらかというと吉本お笑い芸人系。しかし、スクリーンではいっつもカッコいいヒーロータイプなのです。今回の役どころも、モデルのG.F.がいて、なおかつケイト・ウィンスレットのような美女に恋される魅力的な作曲家。

何が彼をこうもイイ男にさせるのか・・・。その理由のひとつは流し目パワー。その小さなお目目で、フッと目線を送られて、100%の注意でジッと見つめられると、これはドキっとくるでしょう。目線と目力はとても大切な魅力の一つです。そしてもう一点は、彼のルックスがどうあろうと、なんの躊躇もなく発せられる「超イケメン・オーラ」。視覚的な情報よりもそのオーラにだまされて(?)、つい現実(例えば、小太り・・・吉本系・・・)を正しく認識する力を失います。

そう考えると、美人なのかイケメンなのかは、まわりが決めることではなくて、「自分が自分をパーフェクトだ」と信じて発するオーラに大きく影響されている気がします。ん〜〜、だってホントにCちゃんも私もJ・ブラックがイケメンにしかみえませんでしたからね〜。


でもね、この映画の中のジュード・ロウ。彼は言うまでもなく世界が認める「イケメン」中の「イケメン」ですが、今回はそれも特別!とってもとってもスウィートでナイーヴでピュアで・・・。Cちゃんも私も、いっきにfalling in loveでした(私のジョニ・デプ、きょうは許してね)。