10-01-30 「アバター」体験

新年第一回目のスタッフミーディングは、3D「アバター」&お気に入りの焼肉でスタート。

わたしたちで「アバター」を観に行ったらさぞうるさいだろうと思っていたのですが、意外や意外、とっても静かな鑑賞となりました(そもそも、騒いでいる人は一人もいなかった)。ポップコーンさえも忘れてジェームス・キャメロンワールドにずっぽり。

映画のあと焼肉しながら感想を話しあっていたら、「えっ!あれって、そういうことだったの〜?」「あそこがあっちにつながるのね〜!」と気づき満載(ひとりで観たら、いったいどんなストーリーになってたことか・・・)。

それもそのはず、Sちゃんは「視覚タイプ」なので場面の細部まで瞬時にシャッターを切るようにすばやく記憶し、しっかり解析。ストーリー展開をつかんでいるのです。また、Yちゃんの場合は常人を逸した型破りな解釈。たまに、「え?いったいどこ観てたの?」と摩訶不思議な場合もありますが・・・。一方、わたしは「感覚タイプ」なので、観たものを認識し理解し納得するまで、それなりの時間がかかるのです。こんなむちゃくちゃなスピード感、ストーリー解析不能に陥りました。とくに、異星人の顔なんて、みんな同じに見えるし・・・汗。

はじめは違和感のある3D。ある時点から自分が画面の中に入ってしまった感覚です。あのパンドラ星人のように、自分も超人なみの身体能力を持ったように感じるし、あの未体験のスピード感で動体視力が格段によくなりそう。

ホントによくなったか、SちゃんのiPhoneで動体視力のチェックをしてみました。あらら、結果は・・・最悪でした(もともと、動体視力がない・・・)。感覚タイプ人間のわたしは、今だ体験を身体に落とし込むのに時間がかかっているようです。

しかし、あの鼻ペチャでシッポが長〜い動物チックなパンドラ星人ですが、不思議なものでだんだんステキに見えてくるのがコワイ(美の基準なんて、そんなふうにコロリと変わってしまうものです)。しまいには、人間よりもパンドラ星人になりた〜いと思ったもの(笑)。しかし・・パンドラ星では、ゴハンやお茶の時間が登場しなかったので(?? いや、ホントはあるんだろうけど)、やっぱりわたしはスウィーツが楽しめる地球人がイイわ!ということで、わたしは「アバター鑑賞後ウツ」(米国では多いらしい)の心配はなさそうです。

今後は家庭のテレビで3Dが楽しめるようになるというし。だんだん自分がどこの空間、次元にいるのかわからなくなりそうです。が、それもまたいいかもしれません。ホントはとっても自由なのに、この身体にちんまり入ってなくちゃいけないという幻想から抜け出すよいチャンスになるかもしれませんね。