15-07-10 こころのストレス度診断 〜Part 1 〜

考え方のクセで、おもわぬ心のエネルギーを浪費しているかもしれません。
あなたは、いくつあてはまりますか?

□ 1. モノやひとに対して、すぐコメント、価値判断したくなる

□ 2. 推理や妄想が、先走りがち

□ 3, いつも何か考えている

□ 4. 人生は計画や目標が大切だ

□ 5. 状況をコントロールしたい、主導権を握りたい

□ 6. 「こうするべきだ」「〜しなければ」と考えがち

□ 7. 幸せになるには、苦労や努力が必要だ

□ 8. そういう星の下に生まれた

□ 9. なにかあると自分を責めがちだ

□ 10. まだ許せない人がいる

□ 11. 自分の気持ちを感じるのが苦手

□ 12. スケジュールがカラになると不安だ


【診断】

6つ以上の方は、知らぬうちに心がお疲れモードになり、いらぬエネルギーを浪費しているかもしれません。ほんとうに使いたいところにエネルギーが注げなくなっているのでは?

それぞれのコメントは・・・。

1. 無意識のうちに、自分の価値や能力を疑っています。自信がないので、ものや人を価値判断、コメントすることで自分が優位に立てると感じます。あるがままの自分を怖れずに受け入れましょう。

2. 「今」この瞬間にいるのが苦手なので、自分のでっちあげたドラマ(思考)の中だけで生きています。しかし、時間は「今ここ」にしかありません。今ここを生きることでしか、自分の本当のパワーを使うことはできません。またドラマの中で生きることで、被害者のポジションを好むことになります。

3. 現実を怖れて拒否しています。現実から逃げるといつも空虚で、決して心からの充実感を感じることはありません。深呼吸をして、「今」に戻ってきましょう。

4. 自分で人生の舵をとりたいとあせっています。無意識のうちに「先手をとらないとやられてしまう」と信じているからです。しかし、充実した未来を手にするには、しっかりと「今」ここに意識を向けることが大切です。その瞬間には、その瞬間に必要なものは与えられますが、受けとるためには「今」にいる必要があります。先のことは手放して、この瞬間にすべてのエネルギーを注ぎましょう。

5. ほっておいたら不利になる、攻撃される・・・という怖れがあります。力をぬいて委ねたときに、人生の流れは自分とって完璧になります。自分を包みこんでいる完璧な宇宙の流れにお任せする、という信頼の気持ちを大切にしましょう。

6. あるがまま」に抵抗しています。しかし、「あるがまま」の現実に抵抗すると、必ず敗北します。なぜなら、すべては「あるがまま」でしかないからです。戦うよりも、自分を包みこんでいる流れに任せましょう。

1〜6はすべて、「あるがまま」に対する抵抗です。あるがままの自分、あるがままの今、あるがままの状況。「あるがまま」にしておくとひどいことになる、という怖れの信念から、必死でコントロールを試みます。しかし、すべてをつくりだしているのは「心」であって、「心」が原因なので、目に見えるものを必死でコントロールしようとしてもエネルギーが枯渇し、敗北感がつのります。

「あるがまま」にできない「怖れ」こそ、取り組むべきものです。

「いったい何を怖れているのか」という自分の心のなかにある真の「原因」を明らかにして、それが本当のことなのかを問うことが大切です。怖れを本当に正面から見つめると、たいてい間違ったものの見方が明らかになります。その思いこみは真実ではありません。

何を怖れているのか、明らかにしてみましょう!

7以降のコメントは次回にて♪

「気づきの日記」バックナンバーはこちら: 古川 貴子/ヒプノセラピスト・心理カウンセラー