ベナイユン監督との映画撮影

古川貴子のブログ、ヒプノセラピー/カウンセリング

きょうは、オフィス・るんに Nelly Ben Hayoun監督とスタッフのみなさまがお越しになり、私とBen Hayoun監督とのインタビュー場面の撮影が行われました。

Ben Hayoun監督が製作されいるのは「 I am (not) a Monster*」という作品で、2019年のサンダンス映画祭でプレミア上映される予定のドキュメンタリーです。

その作品では「知識や、考え方とは、誰が所有するものか?」というテーマを扱っており、今回はBen Hayoun監督にヒプノセラピーとはどのようなものなのか、ヒプノを通してのこころや考えについてのインタビューを受けました。

日本語でインタビューをしていただく予定だったのですが、Ben Hayoun監督と楽しくおしゃべりしている流れでそのまま英語のインタビューに突入してしまったので、いささか、というか、かなり意味不明になっていないかそれだけが相当に心配です(大汗・こんなことになるんだったら、ちゃんと用意しておくんだったわ!!)。

また、Ben Hayoun監督がヒプノセラピーを体験してみたいということで、いきなりその30秒後にはセッションに突入! という急な展開(こころの準備もなにも、あったものではありません・笑)。

本当はこれも「当日はセッションはいたしません。なぜなら受ける方の準備が必須だからです」とお話ししていたのですが、まあ、セッションの完成度はさておき、体験していただけてよかったと思っています。

いったいどんな作品になるのでしょうね?

Ben Hayoun監督はフランス出身の映画監督、教育者、デザイナーということだったので、いったいどんなスゴイ方がいらっしゃるのかと思っていたら、そのすばらしい経歴にもかかわらず、なんともキュートでハートがあたたかいチャーミングな方で、緊張などまったくなくいつもの調子でインタビューもセッションもしてしまった感じです(ある種、コワイもの知らず・・・汗)。

ネリさん(Ben Hayoun監督)とスタッフのみなさま、暑いなかほんとうにお疲れさまでした。(制作の大塚さん、録音の平井さん、監督のネリさん、撮影監督のフィオナさん)

Ben Hayoun監督のプロフィール
Nelly Ben Hayoun Studios

*「I am (not) a monster」
複数形式の作品(映画・ショートフィルム・イベント・彫刻など)で構成された、現代社会のイデオロギーを追求するプロジェクトです。AI(人工知能)でグローバルな収集性が発達する一方、人々の知識と文化遺産の関係を探る企画です。ネリ・ベンナイユンは日本の文楽や能楽師から学び、文楽人形を手に、ハンナ・アーレントの思想を再現します。世界各国の有力な思想家と対面し、また、無学費のUniversity of the Undergroundという大学の生徒や家族とも関わります。彼らとともに、古来からの質問を問い正します「知識や、考え方とは、誰が所有するものなのだろうか。」