もうちょい高いレベルに使おう!この強烈な現実創造力

"中目黒って何でもありそうに見えて、そうでもない。いちばんの不満は、カフェのチェーン店のおそまつさ。あるのは、うなぎの寝床のような情けない DT コーヒーのみ。いつも恵比寿のスタバまで足をのばしつつ「なんで中目黒にもないかな〜」とブツブツ言いつづけていたら、ナントほどなくスタバ中目黒店めでたく開店!「でも、私のお気に入りはカフェ・セガフレドのラテなんだけど」おおっ!こちらも、ナントナント、駅前に近日開店予定!"

おそるべし鼻の記憶

"近所のカフェにランチに行ったときのこと。ピタサンドが運ばれてきて「さぁて!」と紙ナプキンの封をきったとたん、なぜか目の前に大陸の風景が広がった。広々とした田んぼと水牛に土の家、干し草の匂いもする。ちなみにお店の前は駒沢通りだった。はっとして、おしぼりの裏を見てみると、あんのじょう「中国製」とあった。このジャスミンまがいの芳香剤の匂いは、香港から広州まで乗った列車の中でくばられたおしぼりだ!"

再び手にするコツは執着しないこと?

"玄関の鍵を閉めながら、目の端に小さな銀色のガムの包み紙のようなものがうつった。「捨てようか?」と思ったが、かなり急いでいたのでそのまま立ち去った。帰宅すると、それは風にとばされることもなくまだそこにあった。ようやく手に取ると、ナント私のイヤリングだった!お気に入りのアンティック風。数日前失くしたと気がついたときはショックだったけど、もう今の私には必要がないのかも・・と快く手放した。よくぞ、おかえりなさい!"

「でぶちんおじさんは毛玉がお好き」の法則

"早朝の西郷山公園、からだの大っきなおじさんが何やらモコモコしたものをさも大事そうに抱えながら階段を上がってくる。それをみて「おおっ!やっぱり!」と私。ヨーロッパを旅すると、かならずといっていいほど巨漢のおじさんが連れているのは毛玉犬。どんなにコワモテでどんなにビア樽であろうとも、みんな一様に真っ白でちょこちょこあるく毛玉のような犬を連れている。日本でもそうかだったのか〜。これって万国共通?"

アヴェ・マリア・・・涙がとまらない

"「きょうはタキシードを着ていくよ」どこからか、かすかな声がした。ああ、きょうはあなたのお誕生日ですってね。それに彼女があなたのために歌うの。その日、パイプオルガンの横にあらわれた彼女は神々しいまでに美しかった。そのドレス姿はまるで花嫁さん。愛する人のために歌うアヴェ・マリア、きっと彼は舞台で彼女によりそって聴いていることだろう。そう、タキシード姿でね。ああ、これは地上では叶うことのなかった二人の結婚式。"

さくら?・・・それどころじゃなかった

"今年はムキになって花見にせいをだしています。昨日も朝からゴハンなんか炊いて、せっせと卵焼きも作って、ずっしり重いお弁当をもって小金井公園くんだりまで。(うちから4本も乗り換えるのですよっ!)しかし、怖ろしいほどの砂嵐。目は開けていられず、吹っ飛んでくる枝きれが頭を直撃。丸まってなんとかお弁当をたいらげる。目の前が黄色くそまる土埃のなか、みんな平然と昼寝をしたり宴会したり。日本人の花見にかける根性はスゴイ。"

みんなお花見大好き

"目黒川の桜並木も八分咲きというところでしょうか。夜、友人と橋の手すりのところに腰を下ろして桜をながめていると、たもとの柱にマネキンの頭がふたつ、なかよく中空をみつめて頬笑みを浮かべている。闇夜一面に広がる桜をバックに、かなりシュールな図。私たちもひとしきりお喋りをして帰ろうとすると、アレ?さっきの頭がふたつなくなってる〜。「きっと、お花見がおわったんじゃない?」と友人。みょうに納得。"

春一番のピクニック

"万歩計をお供に家から歩くこと十数分。恵比寿ガーデンプレイスに勤める友人とつかのまのランチの約束。ひなたのベンチで、持ってきたお弁当を広げてくつろぐちょっとしたピクニック。と、優雅にいくはずが、春の突風か、はたまた単にビル風か始終あおられっぱなし。強風にたなびくこのワイルドな長い髪にうずまらないように努力しながらもサンドイッチにパクついて、なおかつ友人と話しをし、桜も観賞する。忙しい一時間だった。"

簡単&おいしい!「エリンギ炒飯バルサミコ風」

"はじめて見たときシメジが肥満化したものかとギョッとしたエリンギ。建築家の黒川雅之さんの創作チャーハンにするとGOOD! ★(4人分)オリーブ油でニンニクとベーコン(50g) をいためて、乱切りエリンギ(3本)を加える。醤油、バルサミコ酢、お酒を各大さじ2を加えて煮詰め、ごはん2合を炒め合わせる。仕上げに塩&こしょうを。これは友人に食べさせたら◎、うけました。冷やご飯が即なくなること間違いなし!おためしあれ。"

"一年に一度、この解放感・・・たまらな〜い"

"世の皆様も確定申告が終了して晴れ々としていらっしゃることでしょう。私もホッと一息ついて、桜のつぼみのごとく幾分ふっくらとしております。改めて、人生の面倒くさいこと、煩わしいこと、やんなっちゃうこと、ど〜にかしてほしいことも有り難いものだな〜と感謝。これがあるから、そうとう深〜く、じっくりたっぷり、人生を味わいつくせるんですね〜。(たまにGIve up!って叫びたいときもあるけど)私ってかなり欲張りかも。"