22-05-27 そこにある愛の法則に面倒をみてもらいましょう

 

目にうつるすべて、体験するすべては、こころがつくりだすもの。

こころがつくりだしているわりには、この当の本人はそれが気に入らない、なんてことがしばしば・・・。

そして、そのつくりだしたものに抵抗してしまうと、それをさらにイキイキとリアルにさせてしまう結果に・・・。

なぜなら、抵抗という注意を与えれば与えるほど、そこにエネルギーが流れて自分にとってはそれはまぎれもない現実になるから。

つまり、ものごとを変えよう!と頑張ってしまっているうちは、それをどんどんリアルにする方向にむかっているわけです。

いなくなってほしいのだったら、ただリアルにしないこと。つまり、それをつくりだしたこころからピシャリと閉めだしてしまうこと。

私たちは人生に起こる不具合については、ついつい手を出してどうにかしよう! コントロールしよう!と頑張ることこそが解決策だと思ってしまいがちですが、ほんとうの解決策は注意のコンセントを抜くことだけ。

つまり注意をむけず、こころのなかからおひきとりいただくこと。

赤ちゃんが泣きやまないとき、クルクルまわるオモチャとかヘンな音がでるモノで気をひくと、たちまちそちらに注意がクギづけになり、ピタッと泣きやんだりします。

注意って、中途半端に分散できないのですよね。あっちなのか、こっちなのか、ふたつにひとつ。

大人でも、ちょっと身体に痛みがあったとしても、ひきこまれる映画などを見ているとそのあいだはすっかり痛みのことを忘れていたりします。

つまり、望まないものは戦いによってどうにかしようとするよりも、ただ注意をはずしてコンセントを抜いてあげるだけで消える方法に向かっていってくれるのです。

気になることがあるときだけでなく、基本的には目にすること、体験することから、自分自身がただ退くような気持ちをもっていましょう。

世界から、自分から、ただ手を放してあげる感じです。

自分というエゴが手を放しさえすれば、そこにはもともと存在している愛の法則、秩序があり、それがちゃんと面倒をみてくれます。

その問題だけ・・・でなく、ぜんぶの。

どんなふうに面倒をみてもらえるのかは、見てからのお楽しみ♪ 必ず気に入ります。

さあ、お手なみ拝見! ただ楽しみに後ろにさがって、リラックスしながら、どうなるのか見ているだけでいいのです♡

 

 

「気づきの日記」バックナンバーはこちら: 古川 貴子 ヒプノセラピーカウンセリング