お茶の間シネマトーク 2005年総集編

本日、今年最後の一本を愛でてまいりました。タイに実在する古典楽器ラナート奏者の物語、「風の前奏曲」。インドネシアのガムランによく似た旋律で演奏される木琴は、素朴でありながら不思議な響きで聴く人をトランスに導くよう・・・。

さて、今年のわたし的お気に入り5作品の発表です!これは、あくまでも激しく私情に走った選考結果で、決して傑作・秀作ではありません(笑)。が、かなり味があります。(順不同)
●50回目のファースキス・・・たった一日しか記憶がもたない女の子と、彼女にアタックし続ける悲劇の男性の物語。この状況は、そうとうエネルギーを要します。でも、メゲません。切な&ハートフルラブストーリー。
●変身・・・けっこう玉木宏くんがお好み。こういうはかない男の子役がぴったりで、「恋愛小説」も大好きでした。ともに、かなり泣かされます。
●きみに読む物語・・・主人公たちの晩年の描写は「ちょっとぉ〜」ともの申したい感じですが、ラブストーリーとしてはロマンチックでひきこまれます。映像も美しい。
●ニューシネマパラダイス・・・もう、何回観たことか。トト少年の「アルフレードォォ!」といういたずらっぽい呼び声と、モリコーネのあの音楽だけで一気にウルウル。
●エリザベスタウン・・・人生の大失敗と父親の死という喪失からはじまる新しい人生と出会いの物語。しみじみ・・・。俳優さんたちもイイ!!

ああっ!予想したとおり、やっぱり5本ではおさまりません。あとは、「海を飛ぶ夢」「ラベンダーの咲く庭で」「ミリオンダラー ベイビー」・・・・etc。
今年も私のハートにたくさんの栄養を与えてくれた素敵な作品の数々に心から感謝です。